LPガスはなぜ、災害に強いエネルギーといわれるのでしょうか。もっとも大きな理由は、「自立稼働が可能な分散型エネルギー」だということです。LPガスは容器に充てんして必要とする場所に設置できる「分散型」で、電力などを介さずに、独立して稼働します。このため、災害で電力供給がとだえたときでも、じゅうぶんに力を発揮できるのです。
こうしたLPガスの災害への強さは、東日本大震災でも証明されました。
都市ガスは13Aという種類のガス以外にも一部の地域では他の種類のガス使われている事があり、引っ越しのときに同じ器具が使用できないことがあります。 しかし、家庭用LPガスは日本全国どこでも同じ器具を使う事ができるのです。
都市ガスは1㎥あたり約11,000kcalの熱量ですがプロパンガスは1㎥あたり約24,000kcalの熱量です。
プロパンガスは同じ体積で都市ガスの2倍以上の熱を出すことができます。
LPガスは、地球温暖化の原因といわれているCO2(二酸化炭素)の排出量も少なく、酸性雨の原因となるSOx(黄酸化物)の排出がほとんどない地球にやさしいクリーンなエネルギーなのです。
コンロにもセンサーが搭載され、安全が守られています。
センサーが鍋底の温度を感知し、天ぷら油等が熱くなり過ぎると、(250℃)自動的にガスを止めます。
風や煮こぼれ等で火が消えると、自動的にガスを止めます。
コンロを消し忘れても、一定時間が経過すると自動的にガスを止めます。
空焚き自動消火機能、チャイルドロ ック機能、中火点火機能、グリル加熱防止機能、焦げ付き自動消化機等が搭載されています。
給湯器・湯沸器にも安全装置がついています。
燃焼に必要な空気が不足したり、器具が目詰りする等により不完全燃焼が始まると自動的にガスを止めます。(LPガスは燃焼時に大量の空気を必要とします)
消し忘れ防止装置、加熱防止機能、立ち消え安全機能、空焚き防止機能、漏電防止機能等があります。
(安全機能付きガスメーター) ガスの流れや圧力等に異常が発生した場合や震度5以上の地震が発生した時、自動的にガスを止めたり警告を表示する機能を持った保安ガスメーターです。異常の内容はメーターに表示されます。
火がつかない時
LPガスをご利用いただくお客様の安全を守るため、24時間365日の緊急受付・出勤体制を敷いています。お客様からの連絡に応じて、直ちにお客様の元へ担当者がお伺いさせて頂きます。
正しく点火操作をしていますか?電池の確認をしてください。電池は火をつける時、火を使用している時も消耗します。新しい電池に交換してください。
ガスコンロのゴトク位置のずれ、バーナーキャップの位置のずれを確認をしてください。バーナー部分が濡れていたり、ほこりがついていたりすると点火できず、着火不良の原因となります。お掃除をした後に、位置が少しずれただけでセンサーが反応して火がうまく着かなかったり火が消えたりします。
水濡れ・水こぼしなど水分を拭き取ってください。吹きこぼれて濡れたままだとセンサーが反応して火が着かない時があります。濡れているうちに拭き取ってください。内部に洗剤や水などが入ると部品を腐食させ、故障や火災の原因となる事があります。
ガスメーターを確認し、次の場合は遮断されているケースがあります。ガスの長時間使用(消し忘れ等)でメーターがガスを遮断しているケースがあります。ガスメーター液晶の表示を確認して、復帰操作を行ってください。異常がない場合は復帰ボタンで復帰することができます。
コンロ消し忘れ消火時間を変更できるコンロもあります。通常は120分。困った時はご連絡下さい。
お湯が出ない、温度が上がらない、湯張りが出来ない等ガス・灯油ボイラーのトラブル
リモコンにエラー表示が出たら故障内容がわかります。電源コンセントの抜差しで直る場合があります。部品交換での対応、製造から15年経過していると部品が無い為、修理出来ない場合があります。